嶋村順子の「音楽指導者のためのBodyThinking3回連続講座」

BodyChanceでは現在多くの優れた音楽指導者が育ちつつあり、既に何人かの音楽専門教師が巣立って各方面で活躍しています。

 

その評判はみなさんのお耳にも届いているのではないでしょうか。

 

 

このたび、音楽指導にアレクサンダー・テクニークを活かしてみたいと思われる方々に是非ご参加いただきたい講座を開催いたします。

 

音楽指導者がアレクサンダー・テクニーク/BodyChanceメソッドを学ぶことによって

 

 

・あなたの持っている演奏指導に関する悩みが解決します。

・生徒さんが上達する有意義なレッスンができるようになります。

・ご自身の演奏能力、指導能力を発揮することに役立ちます。

・BodyChanceメソッドをレッスンに活用すると指導力が高くなり、あなたの評価もあがります。

・あなたのレッスンにこれまで以上の付加価値がつきます。

・レッスン内容の向上により生徒さんが増え、収入増につながります。

 

 

音楽の専門家として演奏や指導をされていて、アレクサンダー・テクニークの活用を意識していらっしゃる方や、演奏指導のために役立つ具体的かつ効果的なヒントが欲しい方に是非お勧めしたい講座です。

 

参加者のみなさんのご職業や立場が共通している「音楽の専門家」によるグループ構成なので学びを共有しやすく、またお互いに共感できる参加しやすい講座になると思います。

 

BodyChanceメソッド教師としての私

こんにちは。BodyChance所属アレクサンダー・テクニーク教師の嶋村順子です。

 

私はフルート奏者として演奏活動をすると同時に、フルート講師でもあります。

現在、専門のフルートだけでなく、木管・金管・弦楽器・打楽器・ピアノ・声楽・古楽器・邦楽など、あらゆる演奏者の方たちにレッスンをさせていただいています。

 

BodyChanceの教師養成コース(プロコース)やベーシックコース(グループレッスン)で私がお会いする方には様々な楽器の方がいらっしゃいますし、定期的に伺っている高校の吹奏楽部では、すべてのパートの生徒さんをレッスンしています。

 

 

もちろん私はフルート以外は実際には演奏しません。

 

各楽器の奏法や運指などは少しだけ知ってはいますが、知らないことの方が多いでしょう。

 

それなのに、なぜ専門以外の楽器の方にレッスンできるかというと、

 

 ・動きに関する身体の知識

 ・その人がやっている身体の使い方を観察し分析するスキル

 

 

この両方をある程度持っているからです。

 

 

さらに、「どうすれば改善したり向上したりできるのか」 という具体的な提案をすることもできます。

 

ですから、楽器やジャンルを問わずに

 

「身体の使い方」の観点からどなたにでもレッスンができるのです。(実は音楽家だけでなく、ダンスやスポーツ、ヨガ、芝居、日常動作、筋肉や関節の痛みのある方、コミュニーケションに困難さのある方などにもレッスンしています。)

かつてと今とのティーチングスキルの違い

私の今のレッスンのやり方やティーチングスキルの多くは、BodyChanceメソッド(アレクサンダー・テクニーク)を学んで得たものです。

 

 

それ以前の教え方とは大きく変わりました。

 

以前は、自分がフルートを学んできた過程で得たものと、実際に教えてきた経験に基づいて自分なりに発展させてきた教え方でした。

 

みなさんもそうではないでしょうか。

 

 

当時も誠実に生徒さんと向き合い、一生懸命指導していたつもりでしたが、今思うと身体に関することは若干曖昧で、「イメージ言葉」を使った指導をしていた気がします。

 

「お腹で支える」「横隔膜を意識する」「息を取り込む」「指をしっかり回す」「脱力する」などなど…。

 

良く使っていた言葉は、身体の実態に本当に見合っている言葉ではありませんでした。

 

 

また、曲の解釈や音楽表現については、学んできただけの知識や経験を生徒さんに言葉や演奏で伝えることが比較的できますが、自分では経験したことがない不調や、自分にはないクセを持っている生徒さんに対しては、どう指導してよいかわからず苦労していた覚えがあります。

 

私には生徒さんがなぜそうやっているのか理解できず、おおまかな推測でしかアドバイスできなかったのです。

 

そして私自身はあまり苦労せずにできるけれど、生徒さんにはなかなか難しくてできない技術的なことなども、明確に指導できていたか?というと、必ずしも的確ではなかったかもしれません。

 

 

いま特に思うのは、指導には「音楽的なこと」「楽器の操作に関すること」そして、「身体の使い方」という3つの要素が必要なのだということです。

 

「指導の3要素」

私が10歳から習い始めたフルートのレッスンには、次の3つの要素が入っていました。

 

「音楽のこと」「楽器のこと」「自分のカラダの使い方のこと」

 

きっとどの楽器(歌も)を演奏される方たちも、この3つの要素を使ってレッスンしていると思います。

 

 

①音楽のこと

 

楽譜の読み方、曲の解釈、作曲者や時代背景、音符の取り扱いかた、曲の構成や表現など、特に音楽の専門教育を受けた人が多くその情報を持っています。

 

この「音楽」について探究を深めることによって、どんな演奏がしたいかが明確になり、それが曲の表現に結びついていくのだと思います。

 

先生の持っている音楽に関わる知識や情報を生徒はたくさん吸収して、生徒自身のもっている音楽への思いと融合し、独自の「音楽」に向かっていき、そして発展する。

音楽を学ぶことの醍醐味のひとつですね。

 

 

②楽器のこと

 

楽器の構え方や運指、音の出し方、楽器のコントロールの仕方などなど。

 

「音楽のこと」で明確になった演奏のプランが、この楽器の操作が上達することを通して表現されることになります。

 

おそらく、この部分の学びがレッスンの多くを占めるのではないでしょうか。

生徒がもっとも「練習」しなければならない要素ですね。

 

 

③ 自分のカラダの使い方のこと

 

演奏の姿勢、ブレス、腹筋、腕や手指の使い方、アンブシュア、タンギングなどなど。

 

楽器本体ではないけれど、楽器と連動して自分のカラダの部分をどう使うかに関する学びです。

 

 

これら3つのレッスンの要素のレベルがそれぞれ高まると、演奏のレベルも上がります。

 

 

 

さて、私がアレクサンダー・テクニーク教師となった今このことを振り返ってみると強烈に思うことがあります。

 

それは「自分のカラダの使い方に関して、あまりにも疎すぎた。」ということです。

 

 

それは自分が学ぶ過程でもそうでしたし、教える時にも同じでした。

 

私は自分が上達する過程で、自分のカラダの使い方に疑問を感じたことはほとんどありませんでしたし、うまくいかないことがあっても、それは練習不足のせいだと思っていました。

 

でも、大人になるにつれ次第に演奏が思い通りにいかないことが増えてきて、どうしていいのかわからない、自分の限界だとしか思えない、そんな時期がやってきました。

 

 

 

いったん現役を離れて主婦業に専念していた頃に出会ったアレクアンダー・テクニークのレッスンで、その長年の疑問が次々に明らかになっていきました。

 

私は、自分のカラダの使い方に関して、あまりにも疎すぎたのです。

 

私は自分の師匠を心から尊敬していますが、その素晴らしい師匠でもおそらく知らなかったカラダの知識・情報がたくさんあったのだと思います。

 

私が育った当時だけでなく今でも、正確な身体情報を使ったレッスンは日本ではあまり行われていないのではないかと思います。

 

 

 

アレクサンダー・テクニークは欧米ではかなり一般的なメソッドであり、一流の音楽大学・芸術大学では正規のカリキュラムとして取り入れられています。

 

世界有数の音楽祭ザルツブルク音楽祭と同時開催されるモーツァルテウム夏期講習でも毎年アレクサンダー・テクニークのクラスが設けられています。

 

アレクサンダー・テクニーク教師の存在の認知度も高いですし、演奏家や指導者にはアレクサンダー・テクニーク教師のサポートを受けるという意識が普通にあります。

 

しかし、日本ではどうでしょうか・・・。

 

 

 

最初にお話したレッスンの3つの要素の3番目、「自分のカラダの使い方のこと」

音楽レッスンでこの要素を充実させることは、今後の日本の音楽教育には必ず必要になってきます。

 

・本来の能力を発揮できずにこの道を諦めてしまう人が少しでも減るように

・若い貴重な才能を無理な奏法でこの世界から失わないように

・熟練の演奏家が少しでも長く健康で現役として活動できるように

・故障してしまった演奏者が回復し再発を防ぐ発見ができるように

・全ての音楽家がその才能を自由に発揮して充実した人生を歩めるように

 

それには「自分のカラダの使い方」を教える人が必要です。

 

 

BodyChanceメソッド教師は、演奏者の望みに直結したレッスンを心がけています。

自分では気づかなかった「不必要な動き」を見つけ出してやめるとどうなるか。

自分ではどうしていいかわからなかった「ほんとうに必要な動き」を実践してみるとどうなるか。そんなレッスンをしています。

 

 

目からウロコが落ちるような情報が得られ、生徒さんは新しい自分の可能性を感じられるようになると思います。

 



指導者としてスキルアップするには

これまでとは違うティーチングスキルを身に付けたいと思い、私は子育てが一段落した時期からBodyChanceの教師養成クラス(プロコース)で身体の仕組みや動きについて詳しく勉強し始めました。

 

 

数年かけて、学んだことを自分の演奏技術と照らし合わせて理解を深めていきました。

 

今では生徒さんたちの相談に対して、様々な角度から理解し分析する技術がとても高まりました。

 

 

その結果、あまり時間をかけずに生徒さんの問題の原因を推測し、改善策を提案することができるようになりました。

 

最初にご紹介した高校の吹奏楽部では、月に1度の私のレッスンにはあらゆるパートから個人レッスンの希望があり、3時間で10名以上のレッスンをすることもあります。

 

心理的なものや音楽解釈の問題で多少時間がかかる場合を除き、ひとつの問題に対しある程度解決できる提案をするのに数分しかかからないこともよくあります。

平均するとひとりのレッスン時間は10~15分というところでしょうか。

 

 

先にも書きましたが、指導するためには

 

 ・動きに関する身体の知識

 ・その人がやっている身体の使い方を観察し分析するスキル

 

これがとても大事であり、またとても役に立つ、ということなのです。

 

 

ここまでお読みくださって、BodyChanceメソッドやアレクサンダー・テクニークを音楽指導に活かすということを、だいぶイメージして頂けたのではないでしょうか。

 

動きに関する身体の知識

BodyChanceメソッドでは、簡単な解剖学を学びます。

 

人間がする動きに関する「身体の部位」「動きの場所」「筋骨格で起きること」「動きの方向性」などを明確に認識することで、「動きを見る」「動きのアドバイスをする」ことのスキルをアップさせていきます。

 

 

実は、「動きの質を見る」というスキルは短期間で簡単に身につくものではありません。

 

「動きの質」という独特で、これまであらためて意識したことのなかったものを見極めたり、違いを判断したりするには、それ相応の経験や、優れたアレクサンダー・テクニーク教師の指導が必要です。

 

 

また、誰よりも自分自身がより良い身体の使い方、より良い動きの質を実現しようと意識的でない限り、このスキルは育ちません。

 

たとえば音楽家のみなさんが音程やピッチ、リズムに意識を払って練習しているうちに耳が良くなり、一般の人より音程やピッチやリズムの聞き分けが優れてくるのと似ています。

 

みなさん自身が音程感覚やテンポ感リズム感に無頓着では、やはり聴く力は洗練されませんね。

 

 

これと同様に、動きの質や身体の使い方は、自分自身による意識的な取り組みがあってこそ洗練させることができるのです。

 

 

BodyChanceの教師養成コース(プロコース)では、訓練生たちがまさにその事を学び、意識的に経験を積むことで「動きの質を見る」スキルを獲得し、アレクサンダー・テクニーク教師になろうとしています。

 

指導者のみなさんには、ぜひプロコースで学び、素晴らしいアレクサンダー・テクニーク教師として後進の指導にBodyChanceメソッドを役立てて欲しい。

本当は、これが私のいちばんの願いです。

 

プロコースに興味はあるけれど、実際に通うのは難しいという方への新企画

しかし、プロコースに通うにはハードルがいくつもありますね。

 

 

演奏家や音楽指導者はたいてい仕事の曜日や時間が不規則な場合が多いですよね。

 

また、突然仕事の依頼があったり、変更が効かない仕事もよくあります。

 

 

定期的に継続してプロコースに通うにはスケジュール調整がとても難しいでしょう。

 

実際、日程的なことや費用の問題、お住まいの地域が東京から遠い、などの理由でプロコースを諦めていらっしゃる方のお声も耳に入っております。

 

 

 

そこで、今回新しく企画したのが 音楽指導者向けBodyThinking3回講座 です。

 

 

先ほどからお話している2つのスキルですが

 

・動きに関する身体の知識

・その人がやっている身体の使い方を観察し分析するスキル

 

ふたつめは、やはり短期間で身に着けることや、自己流ではなかなか習得しにくいものです。

 

でも、ひとつめの「動きに関する身体の知識」はすぐにでも学び、レッスンに応用することができます。

 

 

動きに関する身体の使い方について学ぶことを、BodyChanceで「BodyThinking(ボディシンキング)」と呼んでいます。

 

 

私自身の経験や、すでに学んでレッスンに生かしている音楽指導者の方々が実感しているのは

 

「身体の知識、動きの質の向上」という観点を持っているレッスンと、持っていないレッスンとでは、結果が全く違う、ということです。

 

 

結果とは、先生が教えたい、伝えたいことがうまく伝えられ、生徒さんが願っている望みどおりの演奏が実現することです。

 

これは先生と生徒の双方に充実感と幸福をもたらすものです。

 

今はもう、これを学ばずして音楽指導をするなんて考えられない、とさえ思うほどです。

 

 

BocyChanceメソッドを学んだ音楽指導者たちの体験談    

演奏がうまくいかない原因には

 

「身体の使い方」

「演奏プランの不明確さ」

「心理的なもの」

 

これらが複雑に絡み合っています。

 

 

BodyChanceメソッドを学ぶと、生徒さんに起きていることを多角的に捉えて、それぞれ客観的に観察することができるようになります。

 

BodyChanceで学んでいる音楽指導者の方のほとんどが、「自分の教え方がとても変わった」「生徒さんへの効果が高い」とおっしゃっています。

 

 

 

〜BodyChance音楽専門教師養成コースで学ぶ方々の体験談〜

 

<渡邊愛子さん  サクソフォン奏者、大垣女子短期大学非常勤講師>

 

音楽や楽器の指導の理解がほんとうに深くなり、そのためか、講師を務める楽器店の音楽教室の生徒さんが増えました。これまでの倍くらいでしょうか。

 

また、自分の体や心の使い方に良い変化が続いているため、疲労を感じることがとても少なくなりました。そのため、これまでの倍の量の仕事をこなせるようになりました。以前の自分には考えられないくらいの過密スケジュールも何とかこなせるようになったと思います。

 

楽器の演奏で生じる身体の痛みや疲労も少なく、回復も早くなったと思います。

 

心についても、いろんなことについての考え方、捉え方、受け止め方が建設的になったことで、とても楽になったと思います。そのため、体の疲れも少ないのでしょう。

以前は、大事な本番の前後はそのプレッシャーから必ず体調を崩していましたが、今はそのようなこともかなり少なくなりました。心と体は繋がっているということを実感しています。

 

とにかく楽器を吹くことが、毎日楽しくて新鮮です。練習の仕方も大きく変化しました。

 

練習の「質」が高くなったので、練習量はかなり減りました。

 

周囲からは、響きが豊かになったとか、とても楽そうなのに前よりパワーを感じるなど、嬉しい反応もいただいてます。そのあたりは自分では分かりにくいので、とても励みになりますね。

 

アレクサンダー・テクニークは、ゆくゆくは、欧米のように音楽大学のカリキュラムに取り入れられていくことになると思います。将来的には、そのような専門教育機関で教えられるようになることが目標です。

 

 

<伊東佳美さん ピアニスト・指導者>

 

わたしはピアノの指導を長く行ってきましたが、アレクサンダー・テクニーク教師になるための勉強を進めるにつれ、ピアノのレッスンでは、生徒に「ただ反復するような練習」をさせることがなくなりました。

 

弾けないところは、身体の使い方を教えることで、すぐに弾けるようになるし、どこかを痛める心配もありません。

 

音大生もレッスンに来ることがよくあります。

 

「ある箇所を弾くのがものすごく大変でたくさん練習してもうまくいかなかったのに、先生に弾き方を教えてもらったら練習もしないでレッスン中に弾けるようになってビックリです」とか、

 

「こんなにすぐに弾けるなんて、いままで練習に費やしていた私の時間を返してほしいくらい(笑)」と言った生徒もいます。

 

ピアノ指導者を教えることも多くなりました。

 

アレクサンダー・テクニークのわたしの理解や経験から身体の使い方をお伝えすると、指導者の方々はご自身が立派な奏者なのですが、それだけでずいぶん弾きやすくなるとのことで、とても喜んでいただけます。

 

普通のピアノレッスンでは曲の解釈や表現などについて教えてもらえますが、表現したいことを表現しやすくなる身体の使い方を教えることができるひとはなかなかいません。それをアレクサンダー・テクニークを通してわたしはできるようになったので、多くの人に喜んでもらえています。嬉しいです。

レッスンには、北海道から沖縄、海外に在住の方まで、とても遠くからも来られるので、驚いています。それくらい、こういったことを教える先生は少なく、必要とされ求められているのだと思います。

 

自分の演奏に関しても、練習時間がこれまでとは比べものにならないくらい少なくてもちゃんと弾けるようになりました。3分の1くらいの量で済んでいます。

テクニックで悩むことがほとんどなくなり、昔 弾けなかったものも弾けるようになり、表現も自由に出来るようになったので、かなり上達したと思います。忙しくてもリサイタルや協奏曲のソリストなども、こなせるようになってきました。

 

見方、考え方が変わり、人前で演奏することが心から楽しめるようになったのも大きいです。

 

いつも「今の私からどんな音楽が出てくるだろう?」と思いながら練習をするので、練習も毎回とても楽しくて、出てきた音楽もおもしろく、曲に飽きるということがなくなってきました。

 

BodyChanceの授業で学んだことは、演奏や指導のみならず、生きることの真理だと思います。

 

これから指導者として生徒さんとともに実験し、驚きと喜びの瞬間に接することを楽しみにしています。

 

 

<山崎朋生さん トロンボーン奏者、吹奏楽指導者>

 

アレクサンダー・テクニークと出会い、BodyChanceの音楽専門教師養成コースで学び始めてから、私の音楽人生は大きく変化しました。

 

いま、高校音楽科にトロンボーン講師として勤務しています。

 

そのなかで、生徒さん達の様々な奏法の「こう演奏したい」という望みに直面します。

 

以前はそれを目の前で吹いて伝えることがほとんどでした。もちろんそれはとても重要な方法ですし有効です。

 

しかし今はそれに加えて、生徒さん達の望みに対してより具体的な、身体の構造に基づいた楽器の吹き方を伝えられるようになりました。楽器の構え方や呼吸、技術的な事柄等々、どんな事を思って意識して身体を使っていけば上手くいくのか。

 

そしてそれを教えて、教えた中身を生徒さんが実行した時、その場で本人も驚く大きな変化が起こるのです。望んでいた演奏に大きく近づく、大きな変化です。

 

それがまた、生徒さん達が音楽を奏でる力を育てていきます。

 

私の吹奏楽合奏指導においてもアレクサンダー・テクニークは大きな効果を発揮しています。

 

個々の楽器特有の事はありますが、明確な音のイメージがあれば専門外の楽器でも良い響きと演奏へ導いていくことができるのです。

 

最近はアレクサンダー・テクニークに基づいた身体の使い方のレッスンの定期依頼が増えてきて、いくつかの関係団体がコンクールで全国大会へと駒を進めました。

 

生徒さんたちをメンタル面でも力強いサポートができるのもBody Chanceで学べるアレクサンダー・テクニークの特徴でもありますね。

 

もちろん私自身の演奏にもとても役立っています。

先日もやっかいなアルト・トロンボーン持ち替えの本番をアレクサンダー・テクニークを使って演奏しました。

難しさにとらわれ、音楽に入れないことが多かった以前とは全く違う気持ちで奏でることができ、とても充実した時間でした。

 

もはや私にとって欠かす事の出来ないツールであるアレクサンダー・テクニーク。

これからも学びを深め自分自身の音楽を奏で、そして音楽を奏でる方々とその素晴らしさを共有していきたいと思っています。

 

 

<後藤慎介さん トランペット奏者・東京ニューシティ管弦楽団>

 

6時間ぶっ通しのレッスン。私自身も生徒さんとおなじだけ、もしくはそれ以上、楽器を吹きます。それでも疲れにくくなりました。

 

生徒さんのどこか一点を凝視するような形で悪いところ探し、原因探し、みたいなレッスンではなく、自分自身も含め、全体を観察し、生徒さんの思考のお手伝いをすることによって、ご本人の文脈に於いて気付きがある。

 

そうすると、とても有意義な時間になります。

 

そんな手応えのあるレッスンが、ほんの少しずつですが増えてきたように思います。

レッスンの時間が、私にとってかけがえのない、とても幸せなものになりました。

 

レッスンの生徒さんは少しずつですが増えています。

 

様々な生徒さんの悩みや望みに寄り添えるよう、知識も経験もノウハウも人格も、日々成長です!

 

物事を建設的に考えようとすることによって見えて来ることもあります。数え上げればきりがないですが、兎に角日々変化していっている手応えがあります。

 

そして、本番で使える音域やスタミナの面でも少しずつ伸びていっています。

 

 

<石川佳秀さん チューバ奏者>

 

BodyChance教師養成コースに通い始めてから、大きく変わったと思える事は、

 

「自分には出来ないのでは」と考えていたことが、「自分にも出来る」と思えるようになった

 

ということです。

 

ずっと考えていた演奏への気持ちを、2年連続してリサイタル開催という形で実現させることが出来ました。

 

私がアレクサンダー・テクニークを学ぼうと思ったきっかけは、ずっと気になっていた身体の効率的な使い方」を教えてくれる学校があるらしい、という情報を見かけたからでした。

 

 最初のうちは身体の仕組み、動きについてレッスンを受け、どんどん音が変わっていく自分にただただ驚いていましたが、そこから更にレッスンを受け続けていくと、「普段から考えていることが、動きに影響しているらしい」という、「思考と動きの関係」にも興味が出て来ました。

  

興味が変わると行動も伴って変わり、自分がするレッスンの内容も、音楽はもちろん身体のこと、練習に対する考え方、自分を取り巻く環境、聴衆、共演者との関係性など、色々な視点から話せるようになりました。

 

今までチューバだけのレッスンをすることが多かったのですが、合奏指導や指揮をする機会が増えて来ました。

 

私の今の興味は、心理的な緊張感と身体の力み、強張りとの関係、身体の動きと筋肉の必要に応じたリラックス、についてです。

 

楽器を演奏する時だけでなく、普段の自分の生活に結びつけて、これからも勉強して行けたらと思います。

 

生徒さんがつまずいている原因が短時間に推測できる

曲の解釈や音楽表現について考え、伝えることは当然重要で必要なことです。

 

その上で、生徒さんはどんな演奏をしたいのか、そののぞみがうまくいかない身体的な原因、技術的にうまくいっていないことは何なのか。

 

 

BodyChanceメソッドを学んだ指導者は、レッスンで生徒さんの演奏する動きを見て不調の原因を推測します。

 

「身体の使い方の問題?」

「曲をあまり理解できていないから?」

「先生の前で緊張しているから?」

「今いったい何が起きているの?」

「どこをどう使っているの?または使っていないの?」

 

とにかく徹底して『観察モード』になります。

 

 

このような観点でレッスンをすると、これまでのように、

 

「うまくいっていないなぁ」

「ミスが多すぎる(怒)」

「何をやりたいのかさっぱりわからない演奏だ」

「練習が足りないのでは?」

 

という表面的な状況だけに気をとられることが少なくなり、レッスンのポイントを短時間のうちに的確に絞ることができるようになります。

 

 

さらに、

 

『生徒さんが無意識にやっている不必要な動きを読みとり、本人にも意識できるように導く』

 

『本来の身体のつくりやしくみとマッチしているやり方をアドバイスする』

 

『自分の身体の使い方を意識するにはどんな練習方法があるかを教える』

 

といった、この生徒さんに見合った、具体的かつ有効なアドバイスができるようになるのです。

 

アレクサンダー・テクニークやBodyChanceメソッドは、まさに生徒さん個人へのオーダーメイドのアドバイスをするレッスンなのです。

 

月1回ずつ、3回の連続講座で、自分や生徒さんの動きの質について学べる

今回の講座で募集させていただく対象は、音楽指導や演奏活動をされている方々です。

 

特に指導の際に役立てられる内容に的を絞った、「カラダを学ぶ=BodyThinking」の講座です。

 

姿勢、身体の構造、筋肉や関節の知識をベースに、演奏に関する動きの分析などを詳しく学びます。

 

皆さんの関心の高い、奏法に関係する「呼吸」「アンブシュア」「手や指の動き」「楽器の構え方」などももちろん扱います。

 

 

みなさんが日頃の指導で行き詰まっている事、

生徒さんをどう導けばよいのか悩んでいる事、

演奏に関わる身体の情報をあらためてはっきり知りたいと思っている事、

 

などみなさんそれぞれの知りたいことをお伝えする講座にしたいと思っています。

 

つまり、参加者のみなさんの「のぞみ」が講座の内容を深めていくことになるのです。

 

 

ぜひ、お申し込みの際には「この講座であなたが知りたいこと」も書いてください。

講座の時間にも、「いま知りたいことはありますか」と、繰り返しお尋ねすると思います。

 

 

この講座を受講することで指導のスキルは間違いなくアップします。そしてこれはそのまま 「自分を指導するスキルも上がる」 ということなのです。身体の使い方の理解が深まることで、あなた自身の演奏も変わります。

 

 

私も音楽指導者です。

音楽指導に関わるみなさんとご一緒に学ぶのは、本当にワクワクすることです。

お申し込みを心よりお待ちしております。

 

嶋村順子

 

実施要項

音楽指導者の為のBodyThinking3回連続講座 

2016年度 第1期・第2期・第3期             

 

 

日程:

<2016年度 第1期 日程>

 大好評にて終了致しました。

 

<2016年度 第2期 日程>

第1回 9月25日(日)

第2回 10月30日(日)

第3回 11月20日(日)

 

<2016年度 第3期 日程>

第1回 2017年 1月29日(日)

第2回 2017年 2月19日(日)

第3回 2017年 3月12日(日)

 

※次期クラスへの振替※

どうしても都合が合わない場合、

次期開催の「音楽指導者のためのBodyChanceメソッド講座」に、1回に限り振り替えができます。

 

 

時間:

10時~17時(昼休み約1時間を含む。途中休憩あり)

 

会場:

BodyChance新宿スタジオ

 

定員:

第1期 10名

 

受講費:

一期全3回 

89,000円 

(ベーシックコース在籍者には特別割引59,800円)

 

対象:

 

・演奏に関する身体の使い方を学びたい方

・BodyChanceメソッドの優れた指導法を学びたい方

・BodyChanceの音楽プロコース入学を検討中で、短期で実際に学んでみたい方

など

 

 

講座内容

各回共通して①②③(②は当日の参加者の希望に沿ったトピック)を学びます。

 

① アレクサンダー・テクニークの基本、頭と脊椎、姿勢バランスについて 

 

② Body Thinking (簡単な解剖学を使った身体や動きの分析)

  第1回「体幹(軸)、腕、脚など」

  第2回「演奏の筋肉活動~呼吸、構え、アンブシュア、手や指の動きなど」 

  第3回「全身の協調作用」etc...

 

③ アクティビティ・レッスン (受講者に対するミニ個人レッスン)

 

※ 講座内容は、当日の参加者のみなさんの希望等により変更する可能性もあります。

 

※ 講義の時間だけでなく、個人レッスンとそれを参加者同士でシェアする時間を多く設けます。

 

受講特典

①指導に役立つ資料などをプレゼントします!

 

・講座資料「音楽家のためのBodyThinking」

・バジル先生の最新著書(すでにお持ちの場合は他の著書も選べます)

・アレクサンダー・テクニーク関係のDVD 

・嶋村順子の指導に役立つブログ記事集

 

 

②新宿ベーシックコースへの無料見学特典(各期1回)

 

新宿では多数の生徒さんが定期的にグループレッスン形式で学んでいるベーシックコースというクラスがあります。生徒さんにはプロの奏者からアマチュアの方、楽器(歌)や音楽ジャンルも様々な方々が熱心に通われています。

このクラスへの見学参加が一期につき1回できます。

ご自分がBodyChanceメソッドを活用して教える時の参考になります。

 

 

教師養成コース無料体験特典

 

教師養成コース(プロコース)ではアレクサンダー・テクニーク・BodyChanceメソッド教師になる勉強をしている訓練生が100名ほど在籍しています。その中の音楽専門のクラス「音楽プロコース」への無料体験入学が、一期につき1カ月間のうち何度でもできます。

 

 

④プロコース入学費用の一部免除

 

3回の受講を終えたのちに音楽プロコースへの入学を希望される方には入学時の登録料29,700円 を免除いたします。

 

 

⑤次期クラスへの振替

 

当日どうしても都合が悪くなってしまった場合、次期開催の「音楽指導者のためのBodyChanceメソッド講座」に、1回に限り振り替えができます。

 

教師プロフィール

嶋村 順子

 

11 歳よりフルートを始める。武蔵野音楽大学を管楽器首席で卒業。同大学卒業演奏会、新人演奏会出演、練馬文化センター新人オーディション合格、同推薦新人演奏会出演。NHK 洋楽 オーディション合格、NHK・FM 放送出演。2006 年浜松国際管楽器アカデミー にて、ロンドン交響楽団首席ギャレス・ディビス氏のマスター・クラスに参加、講師推薦プレミアムコンサート出演。ソロ・室内楽奏者として日本各地で演奏活動を行う。

 

BodyChance所属アレクサンダー・テクニーク教師(音楽専門教師養成コース担当)

 

フルート奏者、フルート講師、日本交流分析協会認定交流分析心理学インストラクター。

お申し込み

 

・お名前

・お電話番号

・ご住所

・メールアドレス

 

をご明記のうえ、

 

 

bodychancemusic@gmail.com

 

 

までメールを頂くか、

 

 

「音楽指導者向けBodyThinking(ボディーシンキング)の申し込みを希望します」

 

とBodyChance事務局まで

 

 

 

お電話 0120-844-882

 

 

ください。